セックスが鬱病を加速させる…哲学者が体験した地獄

快楽のインポテンツだった僕

ども。哲学バカのきょうさん@q_ohhhですよ〜。

僕いま31です。

東京で調子に乗って遊びつくしたのが20代。

軽んじていましたねえ生活。

  • 荒れ放題の部屋
  • 滞納する家賃
  • クレジットカード使い放題
  • 毎晩呑んだくれ
  • 下手くそな恋愛

よくもまあ生きてこれたな…。。

鬱だったんですよ。

たぶん重度の。

楽しく遊んでるように見えますが、なにひとつ楽しくありませんでした。

太宰治もどこかでいっていた。「僕は快楽のインポテンツなんです。」

SEXが楽しくないという話

深夜まで飲んで、その日知り合った女の子とワンナイトラブ。

酔った勢いですから、愛情もなにもないんですがね。

そして、たいがい楽しくないんですよねえ。

まあカラダの相性もあるんで一概にはいえないですが、これも鬱の症状だと思いますよ。

鬱病の方はうなずいてくれるはず。

セックス中止する率の高さ!

そして、その女の子のことが嫌になるという下劣さ。

こう書いていて最低の奴ですねえ。

でも、今日は包み隠さずにかきますよ。

僕の最低さ。

セックスが嫌なのも、相手を嫌になるのも、すべては理想が高いからですよ。

現実を認めてないんです。

現実を認められないことが鬱病なんですよ。

僕の場合は、それは中学生の思春期の頃から発生しました。

それから、およそ15年ほどは、激しい鬱空間にいました。

ホント、よく生きて帰ってこれたものだと思います。

人の愛情が、バカにみえるんですよ。

笑ってる人の顔を見てると、どこかの宇宙の話に思えたり。

「笑うって気持ち悪いな」とボンヤリ考えていました。

だから、セックスに愛情なんかないですよ。

機械的に腰をふってるだけ。

その虚しさに飽きて、やめるんです。

それが僕のワンナイトラブ。

傷つけてしまった女の子は、2度と僕に連絡くれません。

僕もセックスを通して、その子を嫌になってしまっている。

救いようがないですね。

「夢」や「理想」が、鬱を育てる

鬱病というのは、過去や未来や理想といった、脳内の世界に迷いこんだ状態です

帰ってこれないんですよ。

そういえば、ニーチェの文章にこんなのが。

僕はこれ読んで、ハッとしました。

『現代語版アンチ・クリスト キリスト教は邪教です!』(ニーチェ著  適菜収訳 講談社+α新書 2005年)

 キリスト教信者の精神構造はこうなっています。内側に引きこもって、神経質にものごとを考えていると、不安や恐怖に襲われる。それが極端になると、現実的なものを憎み始めるようになる。そして、とらえようもないもののほうへ逃げ出していくのです。

 また、きちんとした決まりごと、時間、空間、風習、制度など、現実に存在しているすべてのものに反抗し、『内なる世界』『真の世界』『永遠の世界』などに引きこもるのです。『聖書』にもこう書いてあります。『神の国は、あなたの中にある』、と。

 現実を恨むのは、苦悩や刺激にあまりにも敏感になってしまった結果でしょうね。

それで『誰にも触って欲しくない』となってしまう。神経質になって悩み始めると、なにかを嫌うこと、自分の敵を知ること、感情の限界を知ること、そういう大切なものを失ってしまいます。それは自分の本能が『抵抗するのに、もう耐えきれないよ』とささやいていると感じるからでしょう。

 彼らは最終的に、現実世界とは別の『愛』という場所に逃げ込みます。それは、苦悩や刺激にあまりにも敏感になってしまった結果です。実はこれがキリスト教のカラクリなのです。

僕は、心情的クリスチャンだったんですよ。

ニーチェにいわせれば、鬱状態とキリスト教は、切っても切り離せない

僕は、ただ夢を見ていたかっただけ。

飲んで女の子抱いて、夢でも見ていたかったんですよ。

いま思えば、ホントにくだらんですがね。

それで夢に合致しなかった子は、もう僕の敵なんです。

あるはずのない夢を、真実と呼んでいたんですね。

ようは、自分の中の幻想を大事にしていたんです。

頭のなかの世界です。

本だけは読んでました。

これも良くないね。

幻想に価値があって、現実はどうでもいい。

だから、お金にも無頓着だった。どうでもよかった。

少しずつ、その価値観も変わっていった。何年もかけながら。

「いま」という瞬間を、愛でることができるように工夫しています。

これは冬の工夫

こっちは夏の工夫

いまは、人も大事にできてると思う。たぶん。

今日の哲ガキ的まとめ

  • 重度の夢と鬱
  • 夢を求めてセックス
  • 夢に合致しない人は排除
  • さらに夢を求める
  • 初めに戻る…

この無限のくりかえし。

デフレスパイラルですよ。

どっかに楔を打ちこまないと、回復不可能です。

現実を愛でる

まずは、この考えが大事なんだと、鬱の人にはいいたいです。

いまの僕はこんな感じ