自治医大が、日本の医療界を支配している
きょうさん@q_ohhhです。
日本の医学界は、ドロドロに汚れきっています。
その汚れの中枢、元凶を見つけたので書いときます。
元凶の名前は、高久史麿(たかくふみまろ)。
(高久史麿。写真はm3.comより)
高久は、自治医科大学というあまり知られていない大学のドンです(1996〜2002)。
ただ、この知られぬ自治医大、実は日本の医療会を支配してるんですよね。
「日本の聖域 この国を蝕むタブー」「選択」出版 p211より
「日本の医療界を支配するのは自治医大だ」
某国立大学医学部教授の一人はこう指摘する。
日本の医学界は東京大学医学部を一つの頂点とする確固たるヒエラルキーの下に成立してきた。
この構図は現在でも存在するが、並行して栃木県の一私大である自治医科大学が隠然たる権力と影響力を行使している。
厚生労働省担当の全国記者はそのからくりをこう説明した。
「自治医科大学長を長年勤めた医学界のドン、高久史麿が自治医科大学の特殊な立場を利用して自らの権力を行使してきた結果、巨大な利権装置と化した」
自治医大は、東京大学医学部も支配している模様。
表むきは頂点の東京大学医学部の人事、ぜんぶ高久の弟子たちが占めています。
「乗っ取り成功」という感じですね。
だから、本当の権力は自治医大が握り、そのドンが高久史麿だという構図。
高久史麿。
医学会のドン。高久が居すわる自治医大は、補助金まみれの巨大病院チェーン。
製薬会社グラクソ・スミスクライン社とのワクチン癒着。〔対談〕これからの日本医学会と日本医師会(高久史麿,橋本信也))": https://t.co/H5I5RiKIhx
— キョー@自衛力の研究 (@q_ohhh) August 10, 2018
なぜ自治医大?
自治医大、総務省管理で補助金がものすごい、と。
他の医大はすべて、文部科学省に属するのに、なぜか自治医大だけ「総務省」なんですよね。
先に引用した「日本のタブー」は、なんで自治医大だけが総務省管理なのか書いてませんが、自治医大の設立が1972年ですから。
1972年といえば、日本医師会の伝説的腐れボス・武見太郎が全盛期の頃ですよ。
「自治医大をドル箱にする特殊な駆け引きがあったのか?」と勘ぐりたくなります。
そして補助金(税金)まみれの自治医大は、日本有数の巨大病院チェーンにまで成長しました。
上掲書p214
高久が手にしているのは、一講座単位の医師の生殺与奪権どころのレベルではない。
自治医大は傘下に十二の直営病院のほか、四十二の指定管理・委託病院を抱えるわが国有数の「巨大病院チェーン」だ。
これを事実上管理しているのが公益財団法人「地域医療振興協会(以下協会)」である。
理事長は自治医大一期生の吉新通康で、会長である高久の右腕とも呼べる人物だ。
東京大学を筆頭に学会、あとは今の引用のように病院まで囲いこんでいるという事ですね。
スッゲー権力ですわ。
世界的に悪名高いファイザー
高久の娘、ファイザーなのか。
ファイザーとメルクが、アメリカ最大手2社の製薬会社。
ファイザーは今回、トランプから攻撃を受けている。
"ファイザーに続きトランプ氏に屈するか-ウォール街が医薬品株注目 – Bloomberg": https://t.co/vsccMVMznr
— キョー@自衛力の研究 (@q_ohhh) August 10, 2018
高久の娘、ファイザーらしいですよ。
ファイザーとは、こんな会社。
世界最大手ですが、悪評も多い会社。
べクストラという、脳卒中やら心筋梗塞やら引き起こすクスリを違法に販売。
あと気持ち悪いのが、アフリカの子供たちを使った人体実験ですね。
ナイジェリアでトゥロバンというクスリを子供達に処方して、11人の子供が死に、数十名には後遺症が残ったと言います。
ファイザーを筆頭に、ビッグファーマと呼ばれる製薬会社はホント悪辣。
ちょいと長くなるけど、こっちも引用しておこう。
ファイザー関連の人脈。インナーサークル。
「新・医療ビジネスの闇 “病気産生”による経済支配の実態」崎谷 博征著 p70-p71
2003年時点のビッグファーマの双璧といわれるファイザーとメルクの取締役を見ていきましょう。
■ファイザー
- M・アンソニー・バーンズ(JPモルガンチェースの役員)
- ウィリアム・R・ハウエル(エクソン・モービルの役員)
- ヘンリー・A・マッカネル(エクソン・モービルの役員)
- ウィリアム・H・グレイ(JPモルガンチェースの役員)
■メルク社
- ウィリアム・B・ハリソンJr(JPモルガンチェースの役員)
- ローレンス・A・バサディー(JPモルガンチェースの役員)
さて、この取締役名をみて、ピンときましたでしょうか。
ファイザー、メルク、エクソンモービル、JPモルガンチェースの取締役員が重複していますね。
これを「インナーサークル」といいます。
「秘密の仲間」といったところでしょうか。
ファイザー、メルク、エクソン・モービル、JPモルガンチェースが一本の糸でつながっていることがお分かりになると思います。
これ、ハッキリいってロックフェラー系列です。
いまもう、ロックフェラー家を「陰謀論だ」「都市伝説だ」なんていう人もだいぶ少なくなったでしょう。
クスリだって石油製品ですからね。
2度の世界大戦の狭間あたりから、ロックフェラー財閥は製薬会社に多大な投資をしてきました。
大麻(マリファナ)が「悪」に仕立て上げられたのも、この頃です。
大麻の封印には、ファイザーも関わっています。
こちらの本が詳しい。
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それでですよ。
この最大手製薬会社のファイザーと、自治医大の高久が深く結びついてるんですね。
娘もファイザーに勤めているというけれど、それも当然、高久はファイザー研究財団の名誉理事なんですね。
「日本の聖域 この国を蝕むタブー」「選択」出版 p218より
高久が研究財団の名誉理事を務めるファイザーが12年度に大学や医師に支払った研究費の総額は約二百四十億円。
このうち約二十億円が奨学寄付金として支払われ、自治医大だけでも26件、総額約1300万円の寄付を受け取っている。
また、講演料や原稿料としても延べ50件ほどの支払いを受けた。
このほかに、「東大の高久派にも配られている」(同前)のだ。
また、ファイザー社の約九十五億円臨床試験費について、内訳は公表されていない。
だから、高久の本当の権力の源泉は、世界最大手ファイザーとのゴリゴリの癒着ですね。
それでも今回、ファイザーはトランプから激しい攻撃を受けています。
その余波はこれから、日本にも届くでしょう。
僕らは、「空売り」の技術を覚えるべきだ
金融緩和による巨大バブルもあって、ファイザーは今のところ高い株価を維持。
アメリカの金融緩和、QE1がはじまったのが2008年ですから、ファイザーの株価もキレイに煽りを受けて上がっています。
ただ製薬会社や遺伝子組み換え食品の会社は、どんどん世界で嫌われつつある。
かわりに大麻(マリファナ)関連の株価は金融緩和なしに上がってる状況。
なので、ファイザーやらはバブル崩壊のあおりをまともに受ける。
だから僕は、これからおこる「本当のバブル崩壊」のあかつきには、こいつら悪辣製薬会社の株式を空売りしたろう、と思っています。
空売りは、株を借りてきて売る技術。
あとで低くなった株を買い戻して返せばいい。
つまり、下落の際に儲ける技術。
証券会社のシステムに組みこまれているので、ど素人でもボタン一つで行えます。
「空売りを覚えるべき」は、伝説の投資家ジム・ロジャーズも言っていますね。
次のバブル崩壊が、亡霊に「さよなら」を告げる号砲になるでしょう。
高久やファイザーやらの20世紀の亡霊、旧時代の遺物に対してのね。
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