【男にも急増中!?】「好きすぎて辛い…」。激しい片思いを哲学者が診断!

恋愛の苦しみって、「なんでだろ」と考えてしまうきょうさん@q_ohhhです。

だって、家族や友人に対しては、そこまで苦しみを抱くことはないじゃないですか。

なんで恋愛だけ苦しいの?

「その人しかいない」「他の人は見えない」状態は辛い。

辛い。苦しい。

なぜって、それは一種のひきこもり状態だからですよ。

自閉症になってしまっている。

現代の「恋愛という考え方」は、本来素敵な「好きという感情」をシームレスに、なめらかにひきこもり状態にするんですね。

今これを読んでいる、「好きすぎて辛い」状態になってしまったあなたに、僕が言いたいことは、「もっと広い状態に心を置いてみよう」ということです。

だっておかしいじゃないですか。

本来、「好き」って人生を豊かにしてくれるもの。

心を広々とさせてくれるもの。

その人と触れるだけで、毎日が生き生きとして、輝いて見えて。

でも、今あなたはそれとは程遠いところにいる。

だから、広い世界を見て、その人だけじゃなくていいからたくさんの人と触れ合って、そんなあたりまえのことが、あなたを精神のひきこもり状態から連れ出してくれるから。

あとは、基本こういう状態って女の子にありがちだけれど、現代は男にも珍しくない話。

僕は男なので、男の子の苦しみも念頭において書いています。

「恋愛」は、心の穴をエサにして巨大化する

自然な「好き」を超えて、恋愛を神聖化してしまうと、それはまた別のものに変質するんです。

神聖化された恋愛は、心の穴に無制限に広がっていって、やがて心の穴すべてをふさいでしまう。

昔は、神様Godがこの役割を果たしたんだけれど、現代は恋愛が心の穴を塞ぎます

そのことを書いているのが、この本。

著者の二村ヒトシさんは、AV監督なんですね。

たくさんの女の子を見てくる中で、「あれ?」と感じた違和感からこの本を書いたそう。

  • 恋愛がうまくいかないのは、相手で心の穴を埋めようとするから
  • 素敵な恋愛は、自己受容できて初めて訪れる

というのがこの本の大事な部分。

p54〜p55より

どんな相手であっても、現実に生きている1人の人間である以上、あなたの心の穴にピッタリハマって、ふさいでもらうのは不可能です。

すきまが空いてしまうこともあるし、彼の存在が「あなたの穴」から、はみ出すことだってあるでしょう。

恋愛することで「さみしさ」を感じなくなるのも、自分のネガティブな部分を忘れて「より良い自分」になれたと思えるのも、錯覚にすぎません。

むしろ、心の穴を埋めるために恋愛をしていると、かならず「しっぺがえし」を喰らいます。

「心の穴を埋める」ということは、自分が自分を受容していないのをごまかして、苦しみを相手のせいにすることだからです。

「苦しみを相手のせいにする」は、けっこう多いんじゃないでしょうか。

現代社会、みんなうつ病気味だしね。

これ僕もわかりますもん。

僕は、20代の前半までほとんど恋愛はしてきませんでした。

そのころは小説家になろうと、遊ぶことをしませんでした。

でも「さすがに現実に触れとこ」と思って20代前半の頃に、自分を恋愛モードにしたんですね。

そしたらまあ、失敗の連続。

なんでかっていうと、それまで書くことで心の穴をふさいでいた僕は、今度は恋愛することで心の穴をふさいでしまったからです。

それは自然な「好き」という感情ではなくて、うつ気味の自分の「思い込み」や「憧れ」や「神聖さ」を相手にぶつけるという、どうしようもなく子供じみた恋愛でした。

それって、相手のこと何1つ見てないよね。

自分、自分、どこ見ても自分ばかりで、相手はどこにもいない。

自分の世界を相手に重ねて、勝手に恋してるだけ。

相手からすればいい迷惑です。

「恋愛」という名に酔って、なんでも許されると思っている。

束縛するやつなんて、思いっきりコレですね。

どこ見ても自分ばかり。自分の世界観の押しつけ

幼すぎるよね。

幼い自分の心の穴を、相手をつかって埋めているだけ。

恋愛は、新しく作られたコトバ

さっきチラッと、「昔の神様が今の恋愛」と書きました。

神様Godが作られたものであるのと同じように、恋愛Loveも作られたものなんですよ。

知ってました?恋愛Loveは人工物なんです。

僕は、「自然な好き」と「作られた恋愛」は区別して考えています。

「自然な好き」が健康体で、「作られた恋愛」は精神病だと考えています。

「恋愛」というコトバじたい、とても新しいコトバ。

「恋愛」は、1850年前後に、メドハーストというイギリス人神父が作ったコトバです。

LOVEをアジア語に翻訳したら、恋愛になった。

「なんでイギリス人なんだ」という話ですが、この時のイギリスはアジアを侵略しに来てたんですね。

まあこの話は、深追いすると趣旨がずれるので、これ以上は書きません。

こっちで触れてます。

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「恋愛」はその後、明治にかけて日本にも少しずつ浸透してゆきます。

もともと日本にも、「恋」「色」というコトバならばありました。

「恋愛」と、「恋」「色」の明らかな違いは、性欲を敵にまわすか否かの一点です。

「恋」「色」といえば、性欲もなにもかもごった混ぜの、妖しい魅惑が漂うコトバ。

一方、恋愛は、性欲を汚いものだとバッサリ切って捨てます

ココで日本史上初めて、「恋」「色」から性欲が抜き取られて、なんだか神聖な感じのする「恋愛」がメジャーになってゆきます。

聖なる恋愛と汚い性欲が、ハッキリ峻別されるという事態が起こったわけです。

こっちの本が詳しい。

ところで僕は、性欲の激しい否定は、人間をおかしくすると考えてるんですよ。

だっておかしくないですか?

本来、赤ちゃんを産むための大事なことなんです。

それを、なぜか汚いものにしてしまった。

追い詰められた性欲は、人々の中でねじ曲がって蓄積されて、通り魔のような存在を生んでしまう。

「性欲の否定」は、本場イギリスこそ盛んで、イギリス最盛期の王朝・ヴィクトリア朝がギチギチの倫理国家だったんですよね。

性欲否定のヴィクトリア朝のころに、切り裂きジャック事件なんかは起きてるわけでね。

これは、現代日本も同じですね。変な犯罪が多い。

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昔の日本の信仰の方がおおらかでいいよ。

かなまら祭りとかね。

豊作を願う、いたって当たり前の信仰。

恋愛は宗教

もうハッキリ言っときますが、恋愛って宗教なんですよ。

聖と俗をキッパリ分ける事が宗教の発生だ」と、フランスの社会学者・エーミール・デュルケームは言いました。

まさに恋愛じゃないですか。

「恋愛=聖」、「性欲=俗」のわかりやすい図式にスッポリ収まっている。

それでも、日本人は少しずつ、この変な宗教から自由になってる感じもありますが。

恋愛ばかり歌うJ-POPも、そんな売れてないよね。

恋愛J-POPは、神への賛美歌といっしょです。

韓国人・中国人が、今いちばん恋愛宗教が強いんでしょう。

逆にヨーロッパやアメリカの方は、ギチギチの恋愛は飛び越えていって、自由な「好き」を謳歌してますね

フランスなんか、事実婚も盛んだし、ゲイもレズも「好き」を楽しんでるからいい。

自由すぎていい。

フランスでは、ミシェル・フーコーという哲学者が、「その恋愛が僕らを生きにくくするんだ!」と主張しました。

アメリカやヨーロッパ人は思想への伝統があるから、「恋愛もまた思想なんだ」と見抜いてるんですね。

日本にはまだ思想の伝統はないから、簡単に心の穴を持っていかれてしまう。

まずは、自分の心の穴を見つめることから

だから、恋愛の神聖さにとらわれちゃダメだ。

それは不健康な思想なんです。

人の心の穴を、全部もっていって鬱にしてしまう。

僕は「好きすぎて辛い」状態で、数ヶ月もの時間をもっていかれた事があります。

けっこう思い込みの激しいタイプで、すべての恋愛を合算すると、数年もっていかれてるかもしれない。

時間がもったいない!

そのあいだは、ある種、自分に酔ってる状態だともいえる。

だから、のめりこんでも正当化してしまうんだろうけども、でもやっぱり時間がもったいない。

いやもう、もっとハッキリ言ってしまえば、時間のムダですよ

そんな時間があるなら、もっと別のことやるべき。

まずは、自分が心の穴にとりこまれてるだけで、ホントはその人のことを何も考えていないってことを自覚すべきだと思う。

「好き」って、そういう暗い感情じゃないんですよ。

もっと明るい、広々とした感情です。

僕は今、女の子と暮らしてますが、その子と暮らすうちに少しずつ、暗い気持ちは消え去ってゆきました。

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1人でいるときは、どうしても暗い方に心が流れがちだったけれども。

だから心の穴から解放されるには、独力じゃこれも時間かかりますね

だから、「心の穴問題」解決のためには、結局たくさんの人、たくさんの異性と触れあう事が大事だと思います。

僕はこんなこともやった。

自分1人で解決するなら、これが心構えですね。

あとはココナラ占いは、自分の心を知るにはいいかもね。

まとめ

  • 「恋愛」は人工物。「好き」は自然物
  • 恋愛は心の穴に侵入してくる
  • 心の穴をぶつけるうちは、いつまでも辛いまま
  • だから、自分の心の穴を認め、解決する
  • 解決のためには、たくさんの人と触れあう
  • 1人で解決するならココナラ占いなどで、人の評価を受ける(自分本位にならないために)

ということですね。

病んでる現代人。

現代人は、大きすぎる自意識に潰されてるんですよね。

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