書店では売られない、政財界のトップが読む雑誌
キョー@q_ohhhです。
dマガジンを解約した僕が、購読した雑誌。
それが「選択」。
これ、日本の政財界の裏側を描いていてエゲツないです。
政財界のトップが読む雑誌。
あえて「トップの3万人にだけ届ける」と看板かかげてます。
池上彰さんも読んでるらしいですね。
ただのニュースや雑誌じゃわからない、世界の深いところがわかります。
けっこう過激なんでライターは匿名なんですよね。
いや殺されかねないぐらい、えぐってきてますからww
しっかし。
これ読んで思ったのは、政財界トップの脳内がわかるよねってこと。
あざとさがないと生き残れない修羅の世界。
たとえばジョブズ。
APPLEの創業者にしてiPhoneを生み出した異才。
彼だってその革新性ばかりが取りざたされますが、彼の経営者としての能力はもっと別のとこにあると僕は考えていて。
iPhoneを世に出すためのマーケティング戦略も、そうとう科学的に練りこまれてますからね。
ゼロから市場をつくる 実践型マーケティングMarket it
iPhoneはその前身にiPodという音楽プレイヤーがあります。
iPodは、当時既にソニーが完全に勝利を収めていた音楽プレイヤー市場というレッドオーシャンに対し、MP3プレイヤーという、まだ需要の産まれていないニッチ商品市場を掛け合わせた市場に殴り込みました。
まずMacユーザの音楽ファンというニッチ市場をとり、足場を固めたあとは、本丸の音楽プレイヤー全般に攻勢を仕掛けます。そこでレッドオーシャンの市場を一気に奪い取り、それを背景としてタッチスクリーンのスマートフォンという、やはり全世界の誰も必要としていなかったプロダクトアウト型の商品をぶつけます。
しかも、スマートフォン市場は既にニッチ市場として競合が存在しており、画面の大きいiPodが欲しいというニーズも既に存在していました。しかもこのニーズは、iPodに映像再生の機能を入れることでAppleが意図的に産み出したニーズなのです。
そうしてお膳立てをしたiPhoneは、完全なプロダクトアウト商品でありながら、既存の市場のルールを奪い取るマーケットインな商品でもありました。
こうしてiPhoneは4つの象限全てを奪い取ったのです。
だから戦略、いいかえれば「あざとさ」って大事。
そのあざとさが激しくなり、血で血を洗う抗争にまで発展する恐ろしさを、雑誌「選択」は描いてるわけなんですね。
キレイゴトじゃ渡り合えない世界の中で、トップ連中が何を考えてるかがわかる。
将来、会社経営したい人や登りつめたい人は、さっそく読むことをオススメしますよ。
「選択」は年間12000円。
月ベースで考えると1000円です。
自己投資と考えると、こんな安い投資はない。
データベースの充実度はGoogleを超える
選択は月刊雑誌で、月にいちど雑誌が自宅まで届くんです。
もちろんそれも読むんですが、僕がありがたいのはWeb上の膨大なデータベース。
試しに「トヨタ」と検索すると、920記事でてきましたよ…
(こんな感じの記事が920。)
膨大すぎるやろ!
どれも強烈に深い内容ばかりです。
Google検索で、ここまでの情報は得られない。
だから僕は、どっかの業界の調べ物するときは、ググる前にセンタクります。
投資する人にとっても、そうとう使えるデータベースですよこれ。
読み流すだけではなく、データベースとして活用できることが重要で。
なんでかっていうと、ただの読み流しだと血肉にならないんですよね。
雑誌の読み流しって、脳が垂れるというか、脳の奥の方にまで入っていけないもどかしさがあります。
もどかしいんですよ。
これは、いろんな情報がバラバラに入ってくることで、ゲシュタルト崩壊してるんだと思います。
ゲシュタルト崩壊ってのは、アレですね、漢字をずっと見てると「あれ?なんでこんな変なつくりしてるんだ?」とか思うアレ。
個別の部分にとらわれて、全体が見えなくなってる状態です。
集中力を欠いてる状態といってもいい。
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そう。
僕は雑誌を読み流しにして、ゲシュタルト崩壊して、脳の奥に入っていけず、集中力をなくしてしまった状態が苦しいんですよ。
もどかしいんですよ。
一極集中したいんですよ。
だから、データベースが嬉しいです。
思えば、200以上の雑誌読み放題dマガジンを辞めたのも、ゲシュタルト崩壊してしまったからなんでしょうね。
そんなにいろんな情報いらない…
「選択」の評判
あと評判も。
ネットにはゴロゴロ選択の評判ころがってるけども、これがいちばん客観的でしょう。
サイゾーのこんな記事を見つけたんで100円払って読んで見ましたよ。
「選択が宗教団体と?」と思ったんですが、違いました。
THEMISという雑誌が、統一教会と仲がいいという話でした。
びっくりしたよもう。
統一教会のTHEMISではなく、FACTAという雑誌があります。
「FACTA」こそ「選択」のライバルですね。
FACTAは、選択の編集長が離脱してつくりあげた会社。
だから似通ってる。
こっちも政財界のアレコレを描いてます。
余裕があればFACTAも買っていいんでしょうが、どっちか1つというなら、やっぱり「選択」ですね。
それは何度もいうように、選択のデータベースが強いからです。
FACTAは2006年生まれで、まず「選択」よりだいぶ最近。
そのぶん「選択」よりどうしても品薄になってしまう。
「選択」は1975年ですから年季がちがう。
データベースも膨大です。
調べたところ、「選択」は2001年からの記事がすべてWebに上がってるようですね。
あとはFACTAのサイト内検索ね、Googleカスタム使ってます。
これ検索しづらいんですよ。
この赤矢印の部分。
- 量
- 使いやすさ
この2つで、「選択」はFACTAに勝利してると僕は判断しました。
日経新聞よりも「選択」を購読すべき理由
日経新聞もデータベースは豊富ですよね。
まあそれでも「選択」みたいな尖った内容は書けないでしょうが。
日経新聞はWeb版で月額4200円。
ケッコー高いけどね。
とはいえデータベースはある。
データベースあるのに、僕が日経新聞を購読しない理由は、日経新聞はタダで読めるからですよ!
厳密には「日経テレコン」がタダで読めるんですが、「日経テレコン」の方が日経新聞よりイイわ!
日経テレコン、月額8000円です。
日本最大級の会員制ビジネスデータベースサービス「日経テレコン」
日本経済新聞のほか、全国紙各紙、47都道府県の新聞、業界に特化した専門紙、スポーツ紙まで計140以上の国内主要紙を提供。
主要なビジネス誌や一般誌、日経BP社をはじめとする各種専門誌もワンストップで入手できます。
調査レポートや専門分野のニューズレター、市場データも幅広く収録しています。
海外メディアやインターネットメディアを含め500超のメディア、1億本の記事をカバー。
さらに収録媒体を順次拡充しています。
さて、どうやってタダで読むのか?
楽天証券に登録すれば、誰でもみんな読めます。
楽天証券のアプリにMARKETSPEEDというものがあるんですが、そこに入ってます。
MARKETSPEED、さらに四季報まで読めるからな…
四季報といえば、投資家のバイブル。
日経テレコン月額8000円。
四季報は1年8000円。
あわせまして104000円/1年です。
これ全部タダで読めるんだから、社会をサバイバルしてるんなら絶対登録しとくべきでしょう楽天証券。
で、浮いたお金で「選択」を購読すれば最強。
浮いたお金っつっても、選択は12000円/1年。
なんで9万円以上の開きあるんですがねww
選択と楽天証券。
この2つは、社会を生き抜くためのマストアイテムです。
キョーのまとめ
もう何よりデータベースの充実。
「選択」の利点はそれに尽きる。
ゆるり流し読みじゃない。
自分で調べながらのがっつり読みです。
なので、本気で血肉になるビジネス誌を探してるのなら「選択」がベストです。
世の汚さから、本気で学んでください。
僕はね、正直汚さを学んで、もっと汚くなりたいですよ。
だってそういう泥臭さを持ってないと、独立して生きていけないじゃないですか。
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