なぜ東京に憧れる?田舎者からすればTVの世界に飛びこむのと一緒

哲学の人、きょうさん@q_ohhhですよ〜。

僕は福岡の人間です。

ずっと東京に憧れがありました。

いまは東京に住んでますよ。

シェアハウスしてます。

(リビングだお。)

「君の名は。」の三葉(みつは)に激しく共感

「君の名は。」の三葉。ヒロインですね。

彼女は、岐阜の飛騨で田舎暮らし。

折に触れて東京に行きたがる姿。

そんな彼女に、僕は自分のティーンネージャー時代を重ねてしまいました。

(かつての僕)「東京いきてーー!」

いま東京に暮らす僕は、この都会のいいところも悪いところも大体わかってます。

もう7年暮らしてますから。

「あ〜東京に行きてえ!」なんて感覚はほぼわからなくなったところ、三葉が思い出させてくれましたよ。

一度は住むべき場所だと思います、東京。

出会いの数がちがうのは確か。

東京はTVの中

東京への憧れの根本には、フィクションへの没入があるんでしょう。

今ある平凡な田舎暮らしでは我慢ならない。

もっと華やかな世界にいたい。

若い頃にはとかく抱きがちな願望です。

僕は完全にそうでした。

生活や現実よりも夢が優先して。

夢。フィクション。

東京はTVの中なんですよね。

満たされないこの人生を変えてくれる気がする。

三葉も田舎の古さに辟易している。

僕の場合は、東京ではしゃいで、たくさん遊んで、死ぬほど酒を飲んで、ついにカラダにガタが…ww

それで今は健康マニア一歩手前ですww

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東京というフィクションで遊んだ代償ですね〜。

全く。アホだな…

東京に出会いが多いのは確か。

東京に出会いが多いのは確かです。

人生を進める重要な出会いもあります。

ただし自分が積極的に動けばですが。

それに出会ったからといって、あなたの何が変わるというものでもない。

憧れた人に出会ったからといって、あなたの評価が上がるわけでもない。

まあそれでも会えると嬉しいよね。

僕の場合は、評論家の副島隆彦氏は憧れでしたから、東京に出てきて副島氏のシンクタンクに参加して、もうこの時点で東京に来た目的果たした感がハンパない。

あとは異性との出会いも、やっぱ多いですね。

若い人はこのへんも東京に憧れる理由のひとつでしょう。

ただしローラみたいな美女ばっかりなんて妄想は持たないように!!

そんなわけないやろ!!

「あんま飲みすぎんなよ!」

東京が長いと、だんだん居場所は固定化されてくる

私の場合、東京生活の最初の2年くらいはホントに様々な場所に出没しましたね。

新宿、渋谷、青山、神保町、秋葉原、上野、錦糸町、浅草、いろんな場所で飲んでます。

東京は街が圧倒的に多い。

大きな街が狭いなかに密集してる感じ。

上記の街だって、なんなら全部自転車でまわれますし。

それでも僕の場合、少しずつ行く場所も固定化されてきて、いまは飲むといってもほぼ中野。

中野に住んでるんですよ。

それであんまり東京中を行き交うことがなくなりました。

あ、中野は東京の住みやすい街ランキングNo.1らしいですよ。

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つまり東京が地元化してきた

もう完全に中野に腰を据えてしまっているのが、僕の現状。

近所のおばあちゃんに果物もらったり、居酒屋の常連さんと「おう、久しぶり」的な会話など。街の祭りの出店に参加したり。

思えば東京への憧れを抱いていた時代を、はるか昔のことのように感じてしまう。

憧れだった東京が、もういまは単なる日常になってしまった。

それでも僕の中の「ここではないどこかへ」の願望は消えず、なにか憧れを抱かずにはいられない不燃性の気分が、日常のあいだあいだに漂っているんです。

東京に憧れて、東京が日常になって、そしたら次はどこへむかうのか。

もう今、私はTVのなかに憧れることも、華やかさへの願望もない。

青い若さを過ぎて、それでも消えないこの憧れは、とりとめのない雲のようです。

あと一年後には…

あと一年たったら、中野とおさらばしようと思います。

このまえ家の更新料払ったばっかだからねえ。

ホントはあと一年半はこの家に住まないといけない。

これはシェアハウスのデメリットですね。

僕は、この浮ついた気分とあと一年以上も付き合わねばならんのです。

憧れのアホウ。

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