哲学者と乙女ぷにーたの鎌倉旅行記!

哲学者のきょうさん@q_ohhhですよ。

相棒のぷにーたと鎌倉プチ旅行にいってきました。

鎌倉は、東京からだとホントにすぐそこですねえ。

スマホでニュース記事読んでたら着くレベル。

なかむら庵で蕎麦を食す

鎌倉駅を降りたら、目の前に小町通りという情緒あふれる通りがあります。

僕ら、朝から何も食べていなかったので。

そば!行列のできるなかむら庵!

 

混んでましたねえ。

僕らも待ちましたもん。

店前のデモンストレーションで、そば打ってるところが見れます。

こりゃ並んじゃうね。

哲学者、機嫌を損ねる

次に目指してたとこがあって、ぷにーたの案内で歩くことに。

「こっちだぷにー。」

そしてぷにーた、道をまちがえました。

折しも、おもい荷物、いたい靴、なぜバスを選ばなかったのか?という疑問にさいなまれていた哲学者は機嫌をそこねます。

「相棒失格じゃ!」

会話のなくなった2人…。

2人ともギクシャクしていたので、このへんは写真がありません。

哲学者、気分が悪いときは散歩します。

どうやら哲学者は、多動性の気があるようで、せかせか歩いていると落ち着きます。

無目的に歩きはじめる哲学者。

後ろをついてゆくぷにーた。

たまにふりかえる哲学者。

「……。」

黙ってついてゆくぷにーた。

「……。」

15分ほどめちゃくちゃに歩きまわって、そこは山の中でした。

くねくね曲がった坂だらけの車道が、目の前にのっそり伸びています。

「なんかそろそろヤバイな」と思った哲学者、車道のわきの山道に侵入しました。

しめった枯葉、ズボンに突きささる小枝。

子供の頃によく遊んだ山の中を思い出します。

後ろをふりかえる哲学者。

「あれ?ぷにーたは?」

ぷにーた、いません。

もしかして熊に食われた…?

確かにアイツ旨そうだしな…。

熊の気持ちもわかるよ…。

と思っていたら!

ガサゴソガサゴソ…

ぷにーた、草やぶから登場!!

「……!」

なんか挑発的な目でこっちを見てますが。。

あとで聞いたところによると、ぷにーたこの時、「先に帰ったろうか」と思っていたらしい。

なんで旅行に来てまで山の中を探検せねばならんのだと。

「まーそう怒るなよ。」

だんだん人の家も見えはじめたところで、やっと会話が戻った哲学者とぷにーた。

浄妙寺、歴史と紅葉と深い抹茶

山の中をめちゃくちゃに歩きまわって、ふもとに降りるとなんと、当初の目的であった浄妙寺!

「やっと着いたぜヒャッホウ!」

哲学者、すかさず坐禅を組みます。

庭園が、えもいわれぬ美しさ。

おそらくですが、哲学者は7年ほど前にここに来たことがあるはず。

なんか見覚えがあります。

それは9月のまだ蒸し暑い雨の日。

この日の晴れ渡った秋の鎌倉とはまったく別の趣。

哲学者、雨の日の庭園が好きだった。

1時間座っていても飽きない。

ししおどしの竹の音、さらと世界を洗うような無数の雨、あとは庭園を包みこむように草いきれ。

そんな記憶が忘れられず、哲学者のたっての希望で、浄妙寺をおとず れたのでした。

この日は、雨の9月とはまったく趣が違っていたけれど、風流で華やかで。

あれ?

ぷにーたが写真撮りまくってるぞ。

この日、ぷにーたが撮った写真の数々はインスタにアップされ、直後から「いいね」のオンパレード。

鳴りやまないくらいだったらしい。

ぷにーた、写真の撮り方がうまいんだよね。

「インスタ使って、写真家やればいいよ」という話になりました。

今後に期待!

防空壕?

ところでさっきの、山の中を歩きまわっていたときに気になった場所。

ふもとで、こんな場所を発見。

コレ、防空壕ですよね?

哲学者、しばし立ち止まります。

 

手を合わせて、写真の許可をとって、その場を去りました。

ここは何だったんだろうか。

海の幸!夕食は、地元の人でにぎやかな「郷」

にしても僕ら、小洒落た観光料理より、こんな感じの古くっさいとこを選んでしまう。

 

こんな通りの中に…

いい感じに赤提灯ですなあ…!

料理は、海が近いこともあって新鮮そのもの!

 

刺身、ぶり大根、ともに絶品!

あとは、鎌倉地元の人たちのカラミがおもろいのなんの笑

やっぱり旅行に来たなら、地元感の濃ゆ〜い店に入るのがオススメ。

ぷにーたは、隣に座ったおじさんを終始いじってました。

ぷにーた、おじさんに強いんですよ。

「かかって来いやー!」

鎌倉に温泉を期待してはいけない

それで夜をむかえた2人、温泉を探します。

が、ない。

ない!

やっと見つけた稲村が崎温泉!

ただ夜に行ったのが失敗だったー!

広くていい湯なんですよ。

それでも海のロケーションを売りでやってる温泉…。

夜だから真っ暗!

なにも見えない!

行くなら昼がオススメですよー!

もはや説明の必要なしの鶴岡八幡宮へ

(爆乳ぷにーた)

はい。朝を迎えました。

もう鎌倉といえばココですよね。

鶴岡八幡宮

参拝客の多いこと。

めっちゃ人多かったですよ。

僕は、日本のこういう光景みると不思議な気分になります。

世界でいちばんテクノロジーの進んだ国・日本。

でもそんなの関係なく、こうやって古い信仰心持った人々が参拝。

科学も実は、信仰なんだよね。

どうやら「0」への信仰が、科学の基盤にあるらしい。

0は信仰。

0なんて、この世にないんだから。

7世紀バグダッドのフワーリズミーが、「0」を中心にして合理と信仰を融合させたのだ…。

そんなことを考えながらブラブラ。

あ!

あいつは…!

リス!

リスは、このあと参拝客の人気者になっていました。

リスも鳩も、ここ鶴岡八幡宮では大人気。

奴らは、0がどうのこうのなんて考えない。

奴らから見れば、人間て変な奴だよね。

人間は、抽象思考が得意なだけの動物。

うむ。

それにしても!

哲学者、1人で難しいことを考えていたこともあって、腹へってることに気づきました…。

「ぷにーた、食事にしないか?」

「いいお!」

鎌倉、しらす料理ばっかなので、中華街へいっちゃおう!

しらす推しの店が多い鎌倉。

一口もしらすを口にしてないはずなのに、哲学者もぷにーたもしらす酔いしはじめます。

「中華街いっちゃう?」

「最高ぷに!」

そんなわけで中華街へ。

さよなら!鎌倉!

いやーいいね。

いくらでも食いたいね。

どこもかしこも肉まんを売り出していることもあって、肉まん以外の何かも食べたい2人。

買ったもの抱えて山下公園!

ピクニック!

ところで、この緑色の食べ物、Twitterでも「何なのか?」と訊かれたんですが、これマジ旨ですよ!

Twitterでも書いたとおり、もう全然売り出されてないんですよ。

ネーミングしかり。

もったいない!

これは、もっとゴリ押しすべき!

哲学者リピートしちゃったよ!

1時間ほど飲んで、寒くなってきたので退散。

とっとと新宿へ

「いやー美味しかったねえ。」

「美味しかったぷにー。」

「楽しかったねえ。」

「楽しかったぷにー。」

鎌倉も中華街も、東京からサクッと行けるのがいいですね。

僕らの場合は、新宿三丁目駅からバビュンです。

ちょっとした時間に楽しめるプチ旅行。

あー楽しかった。

哲学者とぷにーた、このあと新宿ブラブラして買い物して帰ったとさ。

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