LIKEについて
哲学屋きょうさん@q_ohhhですよ〜。
しかしシップリー英語語源辞典、おもろいですねえ。
てきとうに開いたページから、驚きの知識が流れこんできますよ。
シップリー英語語源辞典については、こちら。
→関連記事 シップリー英語語源辞典が欲しい
今回パッと開いたページに「like」の項目がありました。
シップリー英語語源辞典、語源を歴史ふまえてさかのぼります。
めちゃくちゃオモロイです。
私らはlikeの「〜が好きだ」と「〜のような」を中学くらいで別々に覚えるわけですが、これもともと分離してないんです。
以下、「シップリー英語語源辞典」より。
動詞likeは、古くはit likes me(それは私にふさわしい)のように使われて「ふさわしい」の意味であった。
それが、if you like(もしあなたにふさわしいのならば、あなたの意に添うならば)のように使われ、I like you very much(僕は君がとても好きだ) のような現在の意味へと発展した。
Likeの訳は「ふさわしい」
だから、この「ふさわしい」を軸として「〜が好きだ」と「〜のような」が派生したわけですね。
じゃあなんで、likeが「ふさわしい」という意味なのかといえば、ここがちょっとややこしくて、もともとlikeは古英語のlic(身体)。
licから、アングロサクソン語のgelicが生まれる。
gelicは、「一緒に形作られた」という意味。
geが「共に」という意味。ラテン語のcomも「共に」という意味。
現代英語のcomunityとかcompanyに「共に」のcomが入ってますね。
で、gelicのgeが外れるんです。
もともとlicは「身体」という意味だったんだけれど、gelic「一緒に形作られた」を経て、geが取れて、lic、likeのままで「一緒に形作られた」なんです。
「一緒に形作られた」〜「ふさわしい」なんです。
ここから「〜が好きだ」と「〜のような」になったんだという話です。
哲ガキ的まとめ
シップリーおもろい!
中学の時に読みたかった!
一家の一冊あっていいよこれ!笑